□臨月になってからできてしまった妊娠線!今まで大丈夫だったのに・・・なぜ!?

□臨月になってからできてしまった妊娠線!今まで大丈夫だったのに・・・なぜ!?

臨月に妊娠線ができやすい理由は?

 

今まで妊娠線ができずに、きれいなお肌をキープできていたのに、臨月になってから、急に妊娠線が!!こうなってしまう妊婦さんは、あなただけではありません。

臨月は、これまでよりも更に、急激にお腹が大きくなる時期です。同時に体重も増えやすい時期あり、妊娠線ができやすい時期なのです。

またこの時期は、出産がいよいよ間近に迫り、出産準備も慌しくなります。それまで妊娠線ができなかった方は特に、妊娠線ケアへの意識が薄くなってしまいがちです。油断は禁物ですね。

 

□場所

臨月に妊娠線ができやすい場所はどこ?

 

臨月の妊婦さんにできやすい妊娠線の箇所といえば、まずはお腹です。

臨月は、これまでより更にスピードアップしてお腹の膨らみが増す時期ですので、妊娠線もできやすくなってしまいます。

特に気をつけたいのが、おへそから下の箇所です。

これまでは、目視で確認することができていたおへその下も、臨月になりお腹の膨らみが大きくなると、目視では見えにくくなってしまいます。そのため、ケアがおろそかになりがちな箇所なので、注意が必要です。

 

その他には、胸、二の腕、おしり、太ももです。

臨月の妊婦は、お腹の膨らみがどんどん大きくなるにつれて、体重も増加しやすい時期です。

体重が増加するにつれて、脂肪細胞も大変増えやすいため、これらの箇所も、臨月期は更に注意が必要です。

そもそも妊娠線はなぜできる?

 

そもそも、妊娠線はなぜできてしまうのでしょうか。そのメカニズムについてご説明いたします。

皮膚は、表面から順に、表皮、真皮、皮下組織の三層でできています。妊娠したことにより、お腹が大きくなったり、脂肪細胞が肥大化することで、皮膚が急激に引っ張られます。 三層のうち、表皮はある程度の伸縮性を持っていますが、真皮、皮下組織の一部は伸びにくくなっています。急激に引っ張られたことに耐え切れず、真皮の主成分であるコラーゲンや弾性線維(エラスチン)に亀裂が生じてしまいます。この亀裂が、表皮に赤紫色の線となってあらわれたものが、妊娠線です。 真皮を主に形成するコラーゲンとエラスチンですが、コラーゲンはロープ状にネット構造をなし、それを弾力性に富むエラスチンが支え、その隙間をヒアルロン酸が埋めている、という構造になっています。

これらのコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンは、水分を抱え込み、弾力を保つことで、肌を乾燥から守ってくれています。ですが、充分な水分を保持できない状態になると、弾力が失われ、肌が乾燥してしまいます。

水分が不足し弾力を失ったコラーゲン等は、伸びにくく裂けやすい状態となってしまうのです。

この状態が、妊娠線のできやすい状態なのです。

 

□妊娠線のケアアイテムは、何でもいいの?

妊娠線ケア用品の失敗しない選び方

 

妊娠線をケアするアイテムについてですが、普段お使いの乳液やオイル、ボディークリーム等でケアをされている方もいらっしゃるかと思います。

もちろん、それらのアイテムでのケアでも、効果がないということはないでしょう。

ですが、妊娠線をきちんとケアしたい方には、妊娠線に特化した専用アイテムをおすすめします。

妊娠線専用のアイテムは、妊娠線ができないように、また、できてしまった妊娠線を少しでも薄くできるように、その効果に焦点を絞って研究・開発された商品です。妊婦さんが安心して使用できる原料で、妊娠線に効果のある成分をしっかりと配合されています。妊娠線のお手入れに、とても合理的なつくりになっています。

妊娠線ケア用品は、たくさんのメーカーから様々な商品が販売されています。

どの商品にも、妊娠線の予防、改善に効果があるように作られていることは共通していますが、配合されている成分、テクスチャーや香りなどの使用感、そしてお値段と、各社様々です。

妊娠線のできにくい、潤いがあって柔らかい弾力肌を維持するためには、水分と油分の両方が必要で、そのバランスも重要です。そのバランスの良いアイテムであるかも、気をつけたいですポイントです。

妊娠線ケアは、その場限りではなく、ある程度続けていくことが大切なお手入れです。毎日心地よく使い続けられる、自分にあったアイテムを見つけたいですね。

 

□妊娠線予防クリームの成分

妊娠線ができた人も使いたい!妊娠線予防・ケアのマスト成分とは?

 

様々な妊娠線ケアアイテムがあり、それぞれの商品に妊娠線に効果のあるといわれる成分が色々と謳われていますが、中でも注目したいのは、「シラノール誘導体」という成分です。

シラノール誘導体は、ケイ素化合物で構成されていて、コラーゲンを再構築、修復する作用があります。また、海外では妊娠線対策に有効という実績もあり、その効果は注目されています。

シラノール誘導体を構成するケイ素は、皮膚にも存在するミネラル物質で、保水力が非常に高く、健康な肌の維持に欠かせない成分です。高い浸透力で、肌の奥までしっかりと潤いを届けてくれます。

保湿に加えて、コラーゲンの生成に働きかけてくれる成分、シラノール誘導体。妊娠線の対策においては、大注目の成分ですね。

知らなきゃ損!臨月にこそ使いたいクリーム!

 

臨月の妊婦さんは、時間がありません。日々成長する大きなお腹を抱え、ゆっくりとケアアイテムを迷って試す時間的猶予もなければ、間近に迫った出産を控え、準備をすること・ものも色々あり、慌しい日々かと思います。

そんな臨月の妊婦さんだからこそ、妊娠線にビシっと効く成分の入った専用アイテムを使っていただきたいです。

あれこれ迷って色々使ってみるよりも、妊娠線ケアに定評のある一品をサッと使い、妊娠線で悩まない、きれいな肌をキープ!時間がない臨月の妊婦さんにとって、そんなアイテムが、合理的できれい肌への近道ではないでしょうか。

ベルタマザークリームがおすすめな理由

 

妊娠線ケアクリームといえば、これ!といっても過言ではないほど、多くのママたちに愛用されているのが、「ベルタマザークリーム」です。

妊娠線予防に高い効果のある、シラノール誘導体はもちろんのこと、高い還元力の期待できるヘスペリジン、肌を内側からケアしてくれるコエンザイムQ10等が、奥へグングン浸透し、ヒアルロン酸の2倍の浸透力のあるスーパーヒアルロン酸や細胞の活性化に一役買う葉酸等で、潤いのあるお肌に整えてくれます。

更に、オーガニック原料を使用し、においやデリケートな肌でも心地よく使える、安心無添加です。

また、出産経験のある女性たちが開発スタッフとして商品開発にあたり、医療品製造と同じレベルのGMP認定工場で作られているというのも、安心して使える大きなポイントです。

【体験談】ベルタマザークリームを使ったスペシャルケアの方法教えます!

 

□産後も使いたい理由

妊娠線予防クリームはいつまで塗るの?

 

妊娠線予防クリームは、いつまで塗り続けてもかまいませんが、産後2ヶ月頃までは継続して塗り続けたいものです。

できてしまった妊娠線を薄く目立たなくするためには、出産後も継続したお手入れが欠かせません。

特に出産後も、ホルモンバランスの変化の大きい時期です。妊娠前の身体に戻そうとするホルモンも活発に働きます。

その時期に、マッサージをしながら妊娠線予防クリームをしっかり塗りこむと、肌のターンオーバーも早くなり、妊娠線の改善に効果が期待できます。

また、妊娠中には気がつかなかった妊娠線が、産後に見つかってしまった、という妊婦さんも結構いらっしゃいます。そんなときも、継続して妊娠線予防クリームでケアしましょう。

産後は、胸の妊娠線には特に注意したいです。出産して母乳が分泌されることで、産後すぐは急激に乳房が大きくなりますが、このときも妊娠線発生の危険時期といえます。特に、母乳育児を考えている方は、注意とケアが必要です。

妊娠中だけでなく産後も、ホルモンバランスの大きな変化の影響により、肌が乾燥しやすい時期です。

乾燥は、妊娠線の大敵です。産後も、継続した妊娠線ケアが必須ですね。

妊娠線予防クリームを産後も塗るとどんなメリットがあるの?

 

産後にも妊娠線予防クリームを塗ることは、単にこれまでの妊娠線ケアの延長ではなく、メリットもあります。

 

〔産後に妊娠線を塗るメリット〕

・お腹のたるみの改善

・産後に発見される妊娠線の改善

・授乳によって急激に大きくなる胸への妊娠線対策

 

・お腹のたるみの改善

妊娠により大きく膨らんだお腹は、出産することで小さくなりますが、しばらくは伸びてしまった皮膚や大きくなった脂肪細胞がたるみとして残ってしまいます。

妊娠線予防クリームをマッサージしながら塗りこむことで、肌への引き締め効果と新陳代謝を促す作用が働き、たるみ改善につながります。

 

・産後に発見される妊娠線の改善

産後、それまではなかった妊娠線が、出産後に無色になって発見されることもあります。

そんな妊娠線についても、妊娠線予防クリームでお手入れすることで、改善することを期待できます。

 

・授乳によって急激に大きくなる胸への妊娠線対策

妊娠中から大きくなってきた胸ですが、出産直後は急激に作られる母乳によって更に大きくなります。

これは、妊娠線が発生しやすくなる危険が非常に高い状態ですので、ケアをきちんと続けることが大切です。

 

出産後のママは、ますます慌しくなり、自分のことは疎かになりがちです。

ですが、お風呂上りや着替え時のちょっとひと手間、ケアをするだけで、結果は大きく違ってきます。

早いうちから意識して、効果的なアイテムを使いながら、ママになってもきれいをキープしたいですね。

 

□臨月になってできた妊娠線に対して、今からできること

妊娠線を今以上ひどくしたくない人が始めたいこと

 

まずは何といっても、妊娠線=肌の亀裂を作らせない、潤いがあって柔らかい弾力肌をキープすることです。

そのためには、保湿をしっかりとして、肌の状態を整えることです。

妊娠線に効果的な成分がしっかり配合された、妊娠予防クリームで、しっかりと潤いのあるお肌に整えましょう。

 

そして、上記で触れた、妊娠線ができやすいけれど見落としがちな箇所、〔おへその下、胸、二の腕、おしり、ふともも〕についても、しっかりとケアを行き届かせましょう。

 

また、急激なお腹の膨らみに伴う、体重増加にも気をつけましょう。

体重増加は、脂肪細胞の増加につながりやすく、妊娠線が発生しやすくなってしまいます。

過度な体重増加は、妊娠線だけでなく、健康な妊娠継続や安産にも影響を及ぼしかねません。

医師・助産師さんから、過度な体重増加を注意される妊婦さんは、特に気をつけましょう。

妊娠線予防のための正しいマッサージ方法

 

妊娠線予防クリームを、効果的に塗りこむためのマッサージをご紹介いたします。

 

まず、500円玉くらいのクリームを手に取り、お腹全体にやさしく塗り広げます

そして、以下のようにマッサージをします。

気をつけていただきたいのは、決してお腹に無理な力を加えないこと!

あくまで、やさしくなでるように、マッサージをしてくださいね。

 

 

お腹の中心から外側に向けてゆっくりとマッサージする

おへそを中心に、円を描くようにゆっくりとマッサージする

手のひらを使って、お腹の下から上へとゆっくりなで上げる

 

単にサッと塗るだけよりも、やさしくマッサージしながら塗ることで、浸透しやすく、クリームの効果も発揮されやすくなります。お試しくださいませ。

 

つわり

吐きつわりの時期は?

生理開始(妊娠0週)から約14日後に排卵排卵後から数えると6、7日程度で着床が始まり(妊娠2週)、着床終了までは12、13日程度を要します(妊娠3週)。そして、着床終了から10日程度(妊娠4週頃)で妊娠反応が出るようになります。

 

妊娠5週頃に、子宮内に胎嚢という赤ちゃんの袋が見える頃になると、「体がだるい」「眠い」等の妊娠の兆候があらわれてきます。この頃から、吐き気などを伴う「つわり」がスタートします。早い人は、4週頃から始まることもあります。

 

6週ごろには赤ちゃんの心拍も確認でき、中枢神経や心臓・肺・の形成も始まります。

胎盤の絨毛から分泌されるhCGホルモンや、エストロゲン、プロエストロゲン等のホルモン分泌が盛んになり、この活発なホルモン分泌がつわりに影響しています。

 

8~11週でつわりのピークを迎え、お腹のふくらみが目立ち始める16週頃には、つわりが落ち着いてきます。

 

 

つわりの種類と症状は?

つわりといえば、妊婦さん以外の人でも「吐く・吐き気がする」をイメージする人が多く、最も代表的なつわりの症状ですが、実は、つわりの症状は、「吐く・吐き気がする」だけではありません。

 

〔つわりの種類とその症状〕

・吐きつわり

つわりの症状として最も多い症状で、ずっと吐き気がおさまらず、時には吐いてしまったりと、一日中悩まされてしまいます。症状が酷くなると、食事や水分補給も難しくなり、「妊娠悪阻」になってしまい、受診して治療が必要になるケースもあります。

 

・食べつわり

空腹になることで吐き気をもよおしてしまうのが、「食べつわり」です。お腹がすくと、胃のムカムカや胸焼け、吐き気をもよおしますが、空腹を満たすことで症状が軽減します。

 

・においつわり

妊娠しホルモンバランスの目まぐるしい変化により、においに敏感になってしまいます。

特定のにおいにより、吐き気をもよおしてしまうのが、「においつわり」です。

その「特定のにおい」は個人差が大きいですが、誰もが臭いと感じるような生ゴミやタバコの煙などのにおいから、ご飯の炊けるにおい、食べ物、香水など、日常生活の身近なにおいに敏感になってしまうのが、つらいところです。どのにおいが苦手になってしまうかは、本当に個人差が大きく、また、1人目と2人目の妊娠でも苦手なにおいが違う、ということもあります。

 

・眠りつわり

睡眠が十分に取れていても、四六時中眠気を感じてしまうのが、「眠りつわり」。眠気とともに、体のだるさを感じることが多いです。

 

・よだれつわり

唾液の分泌量が多くなってしまうのが、「よだれつわり」。何とか飲み込むことで対処できることもあれば、飲み込むだけでは追いつかず、吐き出さずにはいられなくなってしまうこともあります。

 

 

 

  1. 吐きつわりの軽減方法

常にずっと気持ちが悪い状態の吐きつわりは、本当につらいです。

まずは、無理をせずに、食べられるときに、食べたいものを、こまめにとるように心がけましょう。栄養バランスも気になるでしょうが、無理なく食べられるものを食べましょう。

 

おすすめなのは、以下のものです。

 

・水分が多いもの

吐きつわりになってしまうと、なかなか食事が取れない上に吐いてしまうので、水分補給も不足しがちです。水分補給が疎かになると、脱水症状になってしまい、さらにつわりを悪化させてしまいます。

野菜ジュースやスープなどは、栄養補給もでき、おすすめです。

もし吐いてしまっても、水分はこまめにとりましょう。

 

・さっぱりしたもの

脂っこいものや味の濃いものは、においも強く、吐き気をもよおしやすいです。

吐きつわりの妊婦さんに好まれる、さっぱりした食べものをあげてみますと・・・

 

  ・果物(グレープフルーツ、イチゴ等)

  ・トマト、きゅうりなど、サラダ向けの野菜

  ・冷たい麺類

  ・プリン、ゼリー

  ・アイスクリーム、シャーベット

  ・おにぎり

 

どれも、あまりにおいもなく、サッと食べられるものばかりですね。

おにぎりは、炊きたてのご飯のにおいが苦手になった妊婦さんでも、わりと食べやすいようです。

 

 

・冷たいもの

温かいものは、においが立ちやすく、吐き気を誘発しやすいので、冷たいものがおすすめです。

スープなども、冷たくても美味しいもの(トマトを使ったガスパチョやコーンやじゃがいものポタージュなど)もあります。

お茶漬けも、冷やし茶漬けにするのも、おすすめです。

 

つわりを軽減するビタミンB6を含む食べ物や生姜

ビタミンB6と生姜は、吐きつわりを軽減させる効果があるという研究結果が発表されています。

ビタミンB6を多く含む食べ物は、赤身の魚やお肉に多く含まれています。

食事で摂りづらい場合は、サプリメントで摂取するもの、ひとつの方法ですね。

 

 

吐いてしまった後は、口をゆすぎ、しばらく胃を落ち着かせてから、少しずつ水分を摂りましょう。吐いてしまった後に食べるものは、脂っこいものや刺激物は避け、消化のやさしいものを少しずつ食べるようにしましょう。

 

 

  1. 食べつわりの軽減方法

空腹の状態を解消することで症状が落ち着きますが、このタイプのつわりは、食べすぎに注意しましょう。食べすぎてしまうことで、体重が増えすぎてしまったり、栄養過多による、妊娠高血圧症や妊娠糖尿病をにならないよう、気をつけなければなりません。

 

ポイントは、こまめに、少しずつ摂ることです。

また、間食として食べるものは、できるだけ低カロリーなものを選ぶと、体重管理もしやすいでしょう。

 

飴やガムは、口の中もすっきりし、空腹もまぎれるので、持ち歩くようにするといいでしょう。

 

朝の起床時に症状が出やすい妊婦さんが多いです。枕元に、個包装のクッキーやクラッカーなどと飲み物を準備しておくと、サッと食べられて症状も改善できます。

 

 

  1. においつわりの軽減方法

それまでは、多少いやでも我慢できたにおいから、全く気にならなかったはずのにおい、あるいは好きだったにおいまで、つわりのきっかけになってしまうのが、においつわり。

そのきっかけとなるにおいは、千差万別ですが、まずは苦手なにおいを特定し、避けることです。

マスクをして過ごしたり、料理や買い物でのにおいがダメになってしまったら、家族に交代をお願いしましょう。この時期は割り切って、お惣菜やネットスーパーなどを利用するのもいいでしょう。

気分が良くなる香りがあれば、いつも近くに置いて、リラックスするものおすすめです。

 

 

  1. 眠りつわりの軽減方法

日中でも強い眠気を感じ、体が重く感じる、眠りつわりです。

とにかく無理をしないことが大切です。眠気を感じたら、無理をせず横になりましょう。

仕事や家事などで、「眠いけど、我慢してがんばろう・・・」と無理をしても、効率が下がりますし、状況によっては危険なこともあります。とにかく、無理はしないことです。

特に、働く妊婦さんは、なかなか思ったように休憩を取れないこともあるかもしれません。

しかし、妊婦さんは、勤務時間の変更や軽減が法律で保障されています。職場の方々にも理解と協力を得ながら、赤ちゃんと自分の体を守りましょう。

 

  1. よだれつわりの軽減方法

何となくよだれがいつもより多いな、という程度から、飲み込むだけでは対応できず、常によだれが口から溢れそう、と、重い症状まで様々です。

我慢はせずに、できるだけよだれを吐き出すようにしましょう。

 

自宅であれば、コップなどをそばに置いておき、いつでも吐き出せるようにしましょう。

外出先では、直接口をつけられて中が透けないタイプの水筒を持ち歩き、水筒を飲むふりをしてコッソリ吐き出しましょう。

 

また、寝ている間にたくさん出ていて、朝起きたら枕がびしょびしょ・・という方もいます。

枕とその周辺は、バスタオルなどを多めに敷いておくといいでしょう。

 

よだれがたくさんでてしまうと、それだけ体内の水分も不足してしまいます。

こまめな水分補給もお忘れなく。

 

 

朝になると起こる 吐き気対策におすすめしたいことは?(特にどのつわりの種類に多いですか?)

朝がつらい妊婦さんは多いです。特に「食べつわり」の妊婦さんにとっては、最もつらい時間です。空腹時に吐き気を感じるのが「食べつわり」ですが、起床時は、長い時間空腹の状態となっていますので、その症状が強く出てしまいます。

朝起きてつらいつわりには、起きたらベッドから出る前に、まず何かを口に入れましょう。

寝る前に、枕元に個包装のお菓子などを準備しておくと、いいでしょう。

 

夜になると起こるつわりの吐き気対策におすすめしたいことは?(特にどのつわりの種類に多いですか?)

夜は、一日の疲れが出やすい時間です。日中の緊張がほぐれ、疲れとつわりがどっと・・・という妊婦さんもいるでしょう。

そんなときは、家事などはほどほどに切り上げ、無理せず早めに休みましょう。

 

また、「食べつわり」の妊婦さんは、夜中に空腹から吐き気に襲われてしまうこともあります。症状を無理せずに、夜食で空腹を満たして、休みましょう。

上記の朝のつわり対策と同様、枕元に夜食になるものを準備しておくといいでしょう。

 

ただ、気をつけたいのは、虫歯対策です。夜食をとった後に歯を磨くのがベストですが、それが難しい場合は、水などで流す、歯磨き効果のあるガムを一緒に準備しておく、などの対策もしておきましょう。

妊娠期は、いつもより虫歯になるリスクが高いといわれていますので、ご注意ください。

 

食後になると起こる吐き気対策とは?

特に「食べつわり」の妊婦さんは、食べて空腹が満たされると楽になるため、ついつい食べ過ぎてしまったことで、吐き気をもよおしてしまう、ということがあるようです。

食事の量は、「腹八分目」を十分に意識して、食べ過ぎないことです。

 

 

吐きつわりの原因となりやすいにおいはどんなものがありますか?

元々あまり良いにおいではない、タバコやゴミのにおいから、日常生活で当たり前の、ご飯の炊けるにおいや料理の過程で発生するにおいが、苦手になってしまった、という例は多いです。

それだけではなく、残念なことに、旦那さんのにおい、今まで好きだった香水などもダメになってしまった、というケースも少なくないです。出来たての惣菜やコーヒーのある、コンビニやスーパーが苦手な妊婦さんも多いですね。

その原因は、本当に人それぞれです。同じ妊婦さんでも、一人目と二人目の妊娠で、ダメだったにおいが違う、ということもある位、千差万別です。

 

つわりをどう乗り越えれば良いのか?

病気ではない、いつかは終わりがくるとは分かりつつも、吐き気やだるさなどのつわり症状と付き合い続けるのは、結構大変なものです。

 

つわりをうまく乗り越えるには、どのタイプのつわりでも、とにかく無理をしないことです。

そして、自分が出来るだけ楽に過ごせるように努めることです。

つわりの影響による、食事量の減少や偏食で、きちんと栄養が摂れているか心配になってしまうかもしれません。しかし、この時期の食事による胎児への影響は少ないので、心配せずにゆったりと過ごしてください。

気の置けない家族や友人とコミュニケーションをとったり、好きなことで息抜きをしたり、リラックスすることも、大変いいことです。

 

つわりは、ひとそれぞれ、様々な症状があります。自分なりの対処方法を見つけて、うまく付き合っていくことも大切です。

 

この時期に葉酸サプリをとらなければならない理由は?

上記の項目で、” この時期の食事による胎児への影響は少ない”と申し上げましたが、ひとつだけ気をつけてほしい栄養素があります。それは、「葉酸」です。

妊娠中に、この葉酸が不足してしまうと、赤ちゃんの脳や脊椎障害「神経管閉鎖障害」のリスクが高まってしまいます。そのため、葉酸は積極的に摂取する必要があります。

 

葉酸は、緑黄色野菜や大豆類、レバー等の食品に多く含まれますが、水溶性で加熱に弱く、その成分は料理により50%近くが失われてしまいます。

そこで、厚生労働省も、おおむね1400μg葉酸を、サプリメントなどの栄養補助食品により摂取することを推奨しています。

 

つわりで、食べられるものが限られてしまっている妊婦さんも、葉酸だけはしっかり摂取したいですね。

 

どんな成分の入った葉酸を飲むと、つわり改善につながりますか?

葉酸とビタミンB12は、共に造血作用やDNAの合成や細胞分裂の働きに深くかかわり、互いを助け合う関係にあります。ですから、葉酸と一緒にビタミンB16が配合されているものを選びましょう。

また、つわりの軽減にはビタミンB6が効果があるという報告があります。併せて、ビタミンB6の配合にも注目しましょう。

 

葉酸は、サプリメントで1日に400μgの摂取が推奨されています。

妊娠中のビタミンB12は1日1.4mg、ビタミンB6は1日2.8μg、1日に45mgの上限を超えない摂取量が推奨されています。

食事とのバランスを取りながら、過剰摂取にならないように気をつけましょう。

 

どんな時に吐き気がしますか?

吐きつわり、食べつわりのタイプの妊婦さんは、お腹がからっぽで空腹感の強い朝に、一番吐き気を感じるようです。

空腹時間が長くなる夜中も、吐き気に襲われやすくなります。

空腹になる時間を少なくする、空腹を感じる前に食べ物を口にできるようにしておくことが、つらくならないようにするポイントですね。

 

においつわりタイプの妊婦さんは、特定のにおいに反応してして吐き気がしてしまいます。

苦手なにおいを特定し、避けるようにしましょう。

 

吐きつわりのきっかけになりやすいことはなに?

これまでご説明してきたほかにも、入浴をきっかけに吐き気がしてしまった、歯磨きがきっかけになってしまった、というケースもあるようです。

入浴は、体が温まり血流が変化したことにより、起こってしまうようです。

歯磨きは、口の奥に歯ブラシを入れすぎてえづきやすくなったことや、歯磨き粉が苦手になってしまった、ということがきっかけになるようです。

 

 

どの程度吐いていたら妊娠悪阻?重症妊娠悪阻とはなにか?(体重の減少基準など)

妊娠悪阻は、つわりが重症化し、食事や水分が十分に摂れず、体重が減少し、脱水症状を起こしてしまった状態です。重症妊娠悪阻は、その状態が更に悪化し、入院治療が必要なこともあります。

 

以下の状態になってしまったら、妊娠悪阻の可能性が高いため、すぐに受診しましょう。

 

・吐く回数が1日3~4回以上

・水分も食事も摂れない

・体重が妊娠前の10%以上減ってしまった

・トイレの回数が減った

 

妊娠悪阻になってしまっても、母体からは赤ちゃんへの栄養供給が優先されるため、赤ちゃんへの影響は最小限に抑えられると考えられています。しかしながら、重症妊娠悪阻に進行してしまうと、ヴェルニッケ脳症になり後遺症を残してしまうこともありますので、早めの受診が大切です。

 

電車の中や職場での対策とは?

ここでも、とにかく無理をしないことです。

 

電車を利用しなければならない時は、

・混雑を避ける

できるだけ、混雑している時間を避け、席に座れる時間帯に乗りたいですね。

混雑していると押されたり転倒する危険だけでなく、人が多いので色んなにおいも溢れます。

また、吐き気などで途中下車を余儀なくされることもありますので、時間に余裕をもって出かけましょう。

 

・におい対策にマスクをする

つわりの妊婦さんには、必須アイテムですね。

 

・すぐに食べられるものを携帯する

食べつわりの妊婦さんは、サッと食べられるものを持ち歩きましょう。

飴やガムなど、バッグからサッと取り出せるところに入れておくと、いいですね。

 

・よだれ吐き用の水筒やタオルを携帯する

よだれつわりの妊婦さんは、よだれを吐き出せる水筒やタオルを持ち歩きましょう。

 

 

職場での対策も、ほぼ同様です。職場でも、無理をしない、母体優先、が基本です。

 

男女雇用機会均等法では、

妊娠中及び出産後の女性労働者が、健康診査等を受け、医師等から指導を受けた場合は、その女性労働者が、その指導を守ることができるようにするために、事業主は、勤務時間の変更や勤務の軽減等の措置を講じなければならない

と定められています。

 

妊婦さんは、自身と赤ちゃんの健康を最優先する権利が、定められているのです。

職場の上司や同僚の理解を得ながら、無理なくお仕事ができるといいですね。

妊娠線は太ももにもできる!太った・むくんだ・太ももがかゆいと思ったら危険信号

太ももに赤い線!もしかして妊娠線?

「妊娠してお腹が大きくなってくるにつれて、お腹のまわりに妊娠線ができるらしい・・気をつけなくちゃ!!」と、お腹まわりは一生懸命ケアしていたけれど、ふとあるときに、太ももに赤い線が出ていることに気がついてしまった・・・。そういえば、最近、太ももが太くなった気がするし、なぜかかゆかったような・・・。

そうです。これも残念ながら、妊娠線なのです。

 

そもそも妊娠線とは

いわゆる妊娠線とは、妊娠によって急激にお腹が大きくなったことにより、同時に引き伸ばされた皮膚がその伸びに耐え切れずに、皮下組織の一部が断裂してしまい、赤紫や赤茶色の線状の痕となってしまったものです。

初期症状としてかゆみを感じることが多く、「なんだか最近かゆいなあ」と思ったら、妊娠線ができていた、というケースもよく見られます。

妊娠によって最も身体の変化が大きいのはお腹です。なので、お腹は、妊娠線が一番できやすい箇所ではあります。一般的にも、「妊娠線=お腹にできる皮膚の断裂痕」という印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか。

しかしながら、実は、妊娠線ができるのは、お腹だけないのです。

 

妊娠線はお腹だけじゃない!妊娠線のできやすい場所とは?

妊娠線は、「肉割れ」の状態です。

「肉割れ」とは、皮下組織の下の脂肪細胞が急激に大きくなった際に、引き伸ばされた皮下組織の伸縮性が足りずに、断裂してしまった結果、痕として残ってしまったものです。妊娠期にできてしまった「肉割れ」を妊娠線といいます。

妊娠中は、ホルモンバランスやつわり等の影響で、皮下脂肪がつきやすい時期です。お腹が大きくなるだけではなく、非妊娠期でも脂肪のつきやすい箇所は、ますます脂肪がつきやすくなっています。

お腹だけでなく、急激に皮下脂肪がついてしまったところには、妊娠線ができてしまう訳です。

 

〔妊娠線のできやすい箇所〕

・お腹

・二の腕

・胸

・おしり

・太もも

 

妊娠線の予防に大切なのは3つのこと

それでは、妊娠線は、できないように予防することはできるのでしょうか。

妊娠線は、「急激な皮下脂肪等の増加により引き伸ばされた皮下組織の断裂痕」です。

「急激な皮下脂肪等の増加」についてですが、妊娠期の脂肪の増加をコントロールをするは、なかなか難しいことです。

では、「引き伸ばされた皮膚」に注目して、妊娠線ができるメカニズムを掘り下げて見ましょう。

 

皮膚は、表面から順に、表皮、真皮、皮下組織の三層でできています。脂肪細胞が肥大化することで、皮膚が急激に引っ張られます。 三層のうち、表皮はある程度の伸縮性を持っていますが、真皮、皮下組織の一部は伸びにくくなっています。急激に引っ張られたことに耐え切れず、真皮の主成分であるコラーゲンや弾性線維(エラスチン)に亀裂が生じてしまいます。この亀裂が、表皮に赤紫や赤茶色の線となってあらわれたものが、妊娠線です。

皮下組織の下で急激な伸びが起こっても、皮膚に潤いや弾力があれば、一緒に伸びることができます。しかし、皮膚が乾燥したりトラブルのある状態であると、その伸びに耐え切れずに断裂してしまうのです。

乾燥や劣化してしまった輪ゴムは、すぐに切れてしまう状態と、非常に似ていますね。

妊娠線ができないようにするためには、肌の状態が整っていることが重要といえます。

そのために、3つの大切なことをあげてみますね。

 

1.保湿

肌の状態が整っている、つまり、健康な肌のまず第一の条件は、しっかりと保湿されて潤いが充分にあることです。

水分がきちんとあり、弾力性のある状態は、伸びがよく亀裂が起きにくいです。

つまり、妊娠線ができにくい状態といえます。

そのため、妊娠線対策には、保湿は大変重要です。

 

2.コラーゲン細胞の再補修機能→コラーゲンを生成する繊維芽細胞を活性化させる?

妊娠線は、急激に皮膚が引っ張られた際に、真皮の主成分であるコラーゲン等に亀裂が生じたものです。この切れてしまったコラーゲン、何とかならないのでしょうか。

そこで、シラノール誘導体という成分に注目してみましょう。

シラノール誘導体は、ケイ素化合物で構成されていて、コラーゲンを再構築、修復する作用があります。また、海外では妊娠線対策に有効という実績もあり、その効果は注目されています。

シラノール誘導体を構成するケイ素は、皮膚にも存在するミネラル物質で、保水力が非常に高く、健康な肌の維持に欠かせない成分です。高い浸透力で、肌の奥までしっかりと潤いを届けてくれます。

保湿に加えて、コラーゲンの生成に働きかけてくれる成分、シラノール誘導体。妊娠線の対策においては、大注目の成分ですね。

 

3.肌の柔軟性

妊娠線を作らない=肌の内部に亀裂を作らないようにするためには、肌に柔軟性があることが必須条件です。

保湿をしっかりとして肌に充分な水分をキープし、コラーゲンもしっかり生成された状態で弾力のある肌は、柔らかく、亀裂が起こりにくい状態です。

そんな柔らかい肌をずっと保っていられれば、妊娠線の悩みは解消できるかもしれませんね。

必要な機能がしっかりと揃ったアイテムで、気になる箇所をやさしくマッサージしながらケアすると、必要な成分もいきわたりやすく肌の代謝も促進され、更に効果的です。

妊娠線予防におすすめな妊娠線予防クリーム3選

妊娠線を予防するには、潤いがあって柔らかい、整った肌でいることが大切です。

巷には、妊娠線を予防するための専用の商品がたくさんありますが、正直、どれを使っていいのか迷ってしまいますね。

その中でも、特におすすめな商品な商品を、厳選して3つ、紹介いたします。

 

1.ベルタマザークリーム

マザークリームで、売り上げ、満足度、人気度で第1位!(2016年統計研究所調べ)

「届ける」と「整える」成分に徹底したこだわりをもつ、妊娠線対策に定評のある商品です。

コラーゲンの生成に働きかけ、浸透力の高いシラノール誘導体、高い還元力の期待できるヘスペリジン、肌を内側からケアしてくれるコエンザイムQ10等が、奥へグングン浸透し、ヒアルロン酸の2倍の浸透力のあるスーパーヒアルロン酸や細胞の活性化に一役買う葉酸等で、潤いのあるお肌に整えてくれます。

更に、オーガニック原料を使用し、においやデリケートな肌でも心地よく使える、安心無添加です。

 

2.ママケアクリーム

妊娠時のお肌の状態に着目し開発された、妊娠線専用のクリームです。リピート率は驚きの97.8パーセント!

コラーゲンの生成に働きかけ、浸透力の高いシラノール誘導体、長時間保湿を実現するアクアスピード、肌本来の健やかな力を取り戻すEGF・HGF、内側からのめぐり力を高め、ハリとツヤをキープする葉酸・APPSといった、高機能な美容成分がたくさん配合され、頼もしい商品です。さらに、6つのオーガニック素材は使用しつつも、香料や着色料等の余計なものは添加しないという、デリケートな妊婦さんには嬉しい配慮もある、一品です。

 

3.AFCマタニティクリーム

女性100人の声から生まれた、マタニティクリーム。

女性のめぐりをサポートする葉酸を惜しみなくたっぷり配合し、きれいな肌をキープしてくれます。

肌を整えてくれるアラントイン、肌に潤いを与えてくれるライマメ種子エキス・ダーマクロレラで肌のきれいをサポートしてくれ、香りに敏感な妊娠中にも心地よい天然アロマオイル・ネロリ(ビターオレンジ)がほんのり香り、リラックスできます。

何回塗ればいいの?

妊娠線の予防クリームは、どのくらいの頻度で塗ったらいいのでしょうか。

ベストなのは、気がついた一日に何度も塗る!です。

とにかく常に肌を乾燥させずに、柔らかい状態にしておくことがポイントです。

妊娠線ができ始めは、かゆみから始まるケースが多いです。それは、乾燥によって引き起こされると考えられますが、かゆみ、乾燥が酷くならないように、早めにしっかり塗りましょう。

しかしながら、妊娠期の肌はデリケートです。妊娠線予防クリームを塗ってもかゆみが治らない、酷くなってしまった場合は、速やかに専門医を受診してください。

忙しくて一日に何度も塗れない!そんな方は、お風呂上りと着替えるときに、ついでに塗る、というのはいかがでしょうか。また、何度も塗れないお忙しい方は、少ない回数でも肌の奥まで浸透しやすく、保湿性等の機能の高いクリームを選ぶと安心ですね。

 

みんなはいつできた?

2017年に実施したアンケートによると、妊娠線のできた妊婦さんのうち、44の方が、妊娠8ヶ月の時に初めて妊娠線ができたと回答しています。

また、妊娠9ヶ月の時に初めて気がついた方が16%、妊娠10ヶ月の時に初めて気がついた方が15%と、妊娠後期に妊娠線ができたとわかった方の合計は、75%になります。

妊娠線は、お腹が急激に大きくなる妊娠後期にあらわれやすいようです。

多くの方が、妊娠後期に妊娠線の発生を認識しているようですが、予防は早いうちから手を打つことが大切です。

急激な身体の変化が起こる妊娠後期に備えて、早めに妊娠線対策を始めましょう。

 

どこにできやすい?

同じく2017年に実施したアンケートによると、妊娠線ができた妊婦さんのうち63%の妊婦さんがお腹(わき腹も含む)に、15%が胸、12%が太もも、7%がおしり、その他が4%という内訳になっています。

やはりお腹は圧倒的にできやすい箇所といえますし、妊娠によりサイズアップする胸にも妊娠線はできやすいですね。

それに次いで、太ももにも12%もの方ができた、と回答しています。やはり、太ももにも妊娠線ができやすいのですね。

 

妊娠線を消すことは可能なのか?

すでにできてしまった妊娠線、消すことはできるのでしょうか。

残念ながら、一度できてしまった妊娠線は、完全に消すことはできません。

ただ、薄くすることは可能です。

妊娠時期は、赤茶や赤紫色の妊娠線ですが、出産後しばらくすると、白っぽくなりだんだん薄くなってきます。

この「薄くなりかた」は個人差があり、ケアの仕方でも結果が違ってきます。

きちんとケアをすることで、肌のターンオーバーがしっかりと機能すれば、妊娠線も薄く目立ちにくくなります。

妊娠線ができてしまっても諦めずに、しっかりとケアを続けましょう。

ちょっとできているのを発見した場合は?

ちょっとできてしまったのを発見した場合も、諦めずに、これ以上酷くならないように、しっかりとケアしましょう。

「2~3本できてしまったけど、シラノール誘導体の入ったクリームを使い出したら、その後はほとんど目立たなくなった!」という方もいるようです。

継続してクリーム等を塗り続けることが、大切ですね。

 

予防方法でNGなこと 

妊娠線を予防する上で気をつけたいこと・NGなことは2つあります

 

①急激に脂肪を増やしてしまう

②保湿など肌のケアを疎かにしてしまう

 

 

①急激に脂肪を増やしてしまう

妊娠線は、「急激な皮下脂肪等の増加により引き伸ばされた皮下組織の断裂痕」でしたね。

簡単なことではありませんが、「急激な皮下脂肪の増加」に気をつけなくてはなりません。

食べすぎや、食事の内容等にも気をつけましょう。

 

②保湿など肌のケアを疎かにしてしまう

急激に皮膚が伸ばされる状況になってしまっても、それ以上に肌に潤いと弾力性がしっかりと保たれていれば、皮下組織は断裂せずに済みます。ですから、保湿をしっかりとして、皮膚を柔軟に保つことが非常に重要です。

さて、妊娠線の予防には、妊娠線専用のアイテムでないとダメなのでしょうか。

全くもってダメ、ということはないでしょうが、効率的に妊娠線の予防をするためには、専用のアイテムを選ぶほうがベストな選択です。

妊娠線専用のアイテムは、妊娠線ができるメカニズムやそれに対する効果をしっかりと研究し、妊婦さんが使用して安心な原料で、妊娠線にしっかりと焦点を当てて作られています。

妊娠線専用のアイテムを使うことが、妊娠線予防の近道といえるでしょう。

どのくらいの人が妊娠線ができるの?妊娠線ができやすい人とできにくい人の違いは?

どのくらいの人が妊娠線ができるの?妊娠線ができやすい人とできにくい人の違いは?

 

妊娠すると、女性の身体は様々な変化が現われます。お腹が大きくなってくる5ヶ月あたりから、徐々にお腹にひび割れのような線が出てくることがありますが、それが妊娠線です。

妊婦さんのおよそ6割経産婦になるとおよそ8割の人にその症状が出ているという報告もあります。

妊娠線は、お腹だけでなく、腕や太もも、おしりなどにできる場合もあります。 多くの妊婦さんを悩ます妊娠線ですが、できやすい人、できにくい人の違いもあるようです。

 

 

妊娠線ができやすい人ってどんな人?

では妊娠線ができやすい人とは、どのような人なのでしょうか。

たとえば、以下のような人は妊娠線ができやすい傾向にあるようです。

・急な体重増加、過度な体重増加をした人 ・運動不足の人 ・乾燥肌の人(アトピー性皮膚炎や老化も含む) ・多胎児を妊娠している人 ・経産婦

次の項から特徴ごとに解説しますので、自分に近いタイプがあれば参考にしてみてくださいね。


急な体重増加・運動不足・皮下脂肪がついた人ができやすいわけは?

妊娠線は、お腹が大きくなることとで皮膚が伸びることに対し、その伸びに耐え切れずに断裂してしまった結果、亀裂が生じて現われる線です。 ですから、お腹の膨らみ方が大きいほど、急であればあるほど、妊娠線はできやすくなります。 妊娠中の体重増加は自然なことです。しかしながら、適正範囲を超えた体重増加は、それだけお腹も大きくなるため、妊娠線ができやすくなります。 運動不足になってしまうと、体重増加を招きやすく、また、筋肉が減少してしまうことにより、皮膚の伸びを抑えきれずに、妊娠線ができてしまう原因になります。 妊娠中に皮下脂肪がついてしまった場合も、同様です。

 

乾燥肌・アトピー肌の人ができやすい理由は?

妊婦さんのお腹の皮膚は、その下でふくらんできた子宮や増加した皮下脂肪によって伸ばされようとしますが、その皮膚の状態が乾燥していて、弾力性が失われた状態にあると、うまく伸びることができずに、亀裂が生じ、妊娠線となって現れます。 妊娠中の女性は、大きなホルモンバランスの変化により、肌の状態も変わりやすくなります。 普段は乾燥肌ではなかった人も、乾燥肌になってしまうこともありますし、もともと乾燥肌の人は、更に悪化しやすくなります。 また、アトピー性皮膚炎の方も、注意したいです。アトピー性皮膚炎は、肌のバリア機能が低下し乾燥した状態のところに、アレルゲンや何らかの環境要因によって引き起こされる、皮膚疾患です。アトピー性皮膚炎は、肌が乾燥した状態ですから、妊娠線が現れやすい状態といえます。

 

 

なぜ経産婦はできやすいの?

経産婦さんは、初産婦さんより妊娠線ができやすい傾向にあります。

その大きな理由として、以下の2点があげられます。 お腹が大きくなりやすい 妊娠・出産を経験したことで、一度大きくふくらんだことのある子宮は、二度目以降は大きくなりやすいです。初めての妊娠のときよりも早めに、大きくなりやすいです。お腹が急激に大きくなると、妊娠線のあわられるリスクも大きくなります。 ケアが行き届きにくくなる 初産婦さんは、初めての妊娠に戸惑いながらも、自分に手をかける余裕があり、体重管理や妊娠線のケアをできます。しかしながら、経産婦さんは、上のお子さんの面倒を見ながらの妊娠生活となるため、初産婦さんのように自分をケアできる余裕はなくなります。 上のお子さんのお世話をしながら、つわりや妊娠に伴うマイナートラブルと向き合い、食事管理、体重管理、そして、妊娠線のケアまでと、大忙しです。 妊娠線のケアは、優先順位が低くなってしまい、余裕がないとケアが行き届かず、妊娠線のできやすい状況となってしまいます。

 

できにくい人はどんな人?

それでは、妊娠線ができにくい人は、どんな条件があるのでしょうか。

妊娠線ができやすい人と逆の条件です。 ・体重を増やしすぎない、急に増やさない ・皮下脂肪の増加が少ない ・潤いのある肌 ・専門の妊娠線ケアアイテムを使用

 

こちらも、それぞれの理由について追って説明します。

体重増加が少ない・皮下脂肪が少ないとなぜできにくいの?

妊娠中の体重を増やしすぎず、急に増やさない妊婦さんは、妊娠線ができにくくなります。 妊娠時の適正な体重増加は、妊娠前の体型にもよりますが、肥満度を示すBMI値(

体重kg ÷ (身長m)2)の数値が18~24の標準体型の妊婦さんであれば、妊娠期間に7~10kgの体重増加が適正範囲となります。 また、適正範囲内の増加に加え、1週間に500gまでの増加量が適切といわれていますが、これは、健康な妊娠生活のためだけでなく、妊娠線を作らないようにするためにも大切です。 体重の増加が少ないということは、体型の変化が少ないということですので、妊娠線ができるメカニズムである、皮膚の伸び過ぎによる亀裂の発生が起きにくくなる、ということになります。 また、急激に皮膚が伸ばされてしまうことも、妊娠線の大きな発生リスクですから、短期間で適正範囲を超えた体重増加にも十分注意しましょう。 体重だけでなく、皮下脂肪の増加が少ない人も、同様のことが言えます。 ただし、体重と皮下脂肪の適度な増加は、健康な妊娠の過程では必要なことです。赤ちゃんを育む為の胎盤や羊水などの増加分や、血液や体内の水分量の増加によっても体重は増えますし、ホルモンバランスの変化で皮下脂肪もつきやすくなります。 妊娠線できることを気にするあまり、必要以上に体重増加を警戒してしまい、無理な食事制限によって必要な栄養を十分に摂れない、ということがないようにしましょう。

 

 

皮膚に弾力がある(保湿)となぜできにくいの? そのためにどうしたらいいの?

きちんと保湿され、潤いと弾力のある肌は、柔軟性があり、引っ張られても伸びやすい状態となっています。 例えば、輪ゴム。新しい輪ゴムは、水分がきちんとあり、弾力性と柔軟性に富んでいるため、よく伸びますが、乾燥し劣化した輪ゴムは、すぐに切れてしまいます。 肌も同じように、潤っていて弾力性と柔軟性があれば、妊娠などで肌が引き伸ばされてもそれに対応してきちんと伸びますが、乾燥や老化で皮膚が硬いと、対応できずに亀裂が生じ、妊娠線となってしまうのです。ですから、保湿は大変重要です。 では、保湿アイテムはどんなものを選んだらよいのでしょうか。 ・保湿性の高いもの 乾燥した状態は、妊娠線の大敵です。 保湿力が高く、その効果が持続するアイテムを選びましょう。 保湿効果の高い、ヒアルロン酸セラミド等の成分が入ったものがおすすめです。 ・浸透性の高いもの 妊娠線は、表皮の下の真皮が裂けることでできてしまいますので、浸透性の高いアイテムを選ぶことも重要です。 シラノール誘導体やビタミンC誘導体などの、肌の奥まで浸透するものを選びたいですね。 ・伸びがよく使い心地がいいもの 妊娠線のできやすい場所は、お腹だけでなく二の腕、胸、太もも、おしりと、全身に広範囲にわたります。たくさんの箇所に使うので、伸びがよく、毎日こまめに塗りやすい、使い心地のものを選びましょう。 ・低刺激なもの 妊娠中の肌は、デリケートな状態になりやすいです。 できるだけ低刺激なものを選ぶといいでしょう。

 

専門の妊娠線クリームとなぜいいの?

さて、妊娠線のケアアイテムは、普段のスキンケアで使っているものと同じでいいのでしょうか。 いつも使っている、化粧水や乳液、やボディークリームなどでも、保湿はできます。 しかしながら、普段お使いのそのアイテムの狙う効果は、妊娠線のケアに焦点を当てたものでしょうか。 普段、基礎化粧品を選ぶ際、しわやたるみが気になれば、しわやたるみへの予防や改善に効果のある成分が入ったものを選びますし、シミが気になれば、シミに効きそうなものを選びますよね。 そうすることで、気になる肌トラブルを効率的にケアすることができるからです。 それでは、妊娠線のケアをするときも、妊娠線の予防、改善に焦点を当てたものを選びたいですね。 専用の妊娠線クリームなどは、当然、妊婦さんが使うことを前提として作られていますので、妊娠中のデリケート肌にも、安心して使える成分でつくられています。 不必要な化学成分の無添加、低刺激であったり、オーガニック原料を使用している商品が多いです。 また、真皮のコラーゲンなどが断裂して起こる妊娠線に対し、肌の奥まで浸透して補修してくれるような成分を、どの商品も積極的に配合しています。 コラーゲンの生成に働きかけるビタミンC誘導体や、肌の弾力やハリの回復に効果のあるシラノール誘導体といった、高機能で妊娠線のケアに効果的な成分が入った商品もあります。 妊娠線専用のアイテムを選ぶことが、妊娠線を作らずにきれいをキープするための近道ですね。

 

どうして妊娠線はできるの?妊娠線ができるメカニズムとは?

皮膚は、表面から順に、表皮、真皮、皮下組織の三層でできています。妊娠したことにより、お腹が大きくなったり、脂肪細胞が肥大化することで、皮膚が急激に引っ張られます。 三層のうち、表皮はある程度の伸縮性を持っていますが、真皮、皮下組織の一部は伸びにくくなっています。急激に引っ張られたことに耐え切れず、真皮の主成分であるコラーゲンや弾性線維(エラスチン)に亀裂が生じてしまいます。この亀裂が、表皮に赤紫色の線となってあらわれたものが、妊娠線です。 真皮を主に形成するコラーゲンとエラスチンですが、コラーゲンはロープ状にネット構造をなし、それを弾力性に富むエラスチンが支え、その隙間をヒアルロン酸が埋めている、という構造になっています。

妊娠線ができないようにするにはどうすればいいの?

妊娠線ができないようにする対策は、ズバリ、この2つに集約されています。 ・体重を急激に増やさない 体重を急激に増やしてしまうと、脂肪細胞も肥大化しやすくなり、お腹も急激に大きくなりやすくなります。食事管理や体調が良ければ適度な運動を取り入れ、体重が増加しすぎないように気をつけましょう。 ・保湿をしっかりとする 皮膚が乾燥すると、妊娠線ができやすい状態になるため、保湿をしっかりとしましょう。 保湿力が高く、浸透力の高い、保湿アイテムを選ぶことが重要です。 妊娠線予防に実績のあるシラノール誘導体や、コラーゲン補修成分の入った、妊娠線専用のアイテムを使用すると、安心です。 保湿アイテムを使用する際は、ケチらずたっぷり、やさしくマッサージするように塗りましょう。 お腹はもちろん、妊娠線のできやすい胸、二の腕、太もも、おしりにも、しっかり塗りましょう。 また、臨月になりお腹が大きくなると、お腹の下の方を塗り忘れる妊婦さんが少なくないです。こちらも、忘れずしっかりと塗りましょう。 お風呂上りはもちろん、着替え時などもこまめに塗っておくと、効果が高まります。 塗り始める時期ですが、お腹が大きくなりはじめる5ヶ月あたりから使用する妊婦さんが多いですが、早いうちから始めると、一層効果的です。

 

いつからできやすい?

妊娠線は、お腹のふくらみが目立ってくる、6ヶ月頃からあわられる人が多いです。 妊娠中期には妊娠線が出てこなくても、お腹のふくらみが急成長する、妊娠後期や臨月になってから、急にできてしまった・・・という、ケースもあります。 お腹が急激に大きくなる後期や臨月は、妊娠線がさらに出やすい時期です。それまで妊娠線があまりできなかった人も、油断せずにしっかりとケアをすることが大切です。 また、秋~冬の、肌の乾燥しやすい時期も要注意です。肌の乾燥は、妊娠線の発生する大きな要因のひとつですので、肌の乾燥が気になる季節は、妊娠線ケアのにも一層気を配りたいですね。

 

どこにできやすい?

妊娠線ができやすい場所は、まずはお腹周りです。最も妊娠線ができやすく、目立ちやすい場所といえます。胎児の成長とともに子宮が大きくなることで、お腹の皮膚の伸びがついていかず、妊娠線となってあわられます。 お腹以外にも、二の腕、胸、おしり、太もも等も、妊娠線ができやすい場所です。これは、皮下脂肪のつきやすい場所ですが、妊娠によって急激に皮下脂肪がついてしまうことで、妊娠線が発生してしまうのです。 お腹以外の場所は、つい油断しやすいところですが、体重管理に気をつけながら、これらの箇所も忘れずにケアをしましょう。